米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2008年7月4日金曜日

アメリカ文化紹介~其の六十四



上の写真は先日野球を観に行ったときのSeattle Marinersの城島選手のものです。

今年は調子が悪く、出場機会にも恵まれていないようですが、ここから盛り返していただきたいものであります。



さて、今日もNike Run Clubに行ってきました。

毎週水曜日はトラックの日です。

今日は600mを6本、200mを4本走りました。

600mの6本目までは何とか頑張ったのですが、200mを走るころにはさすがに足が動かなくなっていました。

それでも最後の200mを36秒で走れたので、何とか最後まで頑張れたかなとは思います。

苦しかったのですが、さすがに昨日ほどではありませんでした。

昨日は本当につらかったです。



本日はアメリカで走っている人々の様子を紹介させていただきたいと思います。

まず、基本的にしゃべりながら走る人が非常に多いです。

以前も紹介させていただきましたが、ものすごいスピードで走っていながらもずっとしゃべり続けている人もいます。

余裕がありすぎるのかもしれませんが、そこまでしゃべらなくても良いだろうというくらいしゃべっているのも事実です。

そして、ポータブルオーディオプレーヤーで音楽を聴いている人も相当数います。

機器を腕に縛り付けているタイプが多く、この辺は文明の利器はすごいなあと感心します。



しかし一番の驚きは、乳母車を押しながら走る人が多いことです。

アメリカの日本との一番の違いは、「何かをするために他のことをあきらめることがない」ということです。

このあたりの精神と、それに対する仕組み作りは見事の一言に尽きます。

二兎追いたい人には二兎追えるような環境を提供するのがアメリカなのです。

大学のダブルメジャー、トリプルメジャーなどはその典型かもしれません。

走ることに話を戻すと、つまり、「赤ちゃんがいるから外に走りに出られない」というのはアメリカでは言い訳に過ぎず、「じゃあ赤ちゃんと一緒に走れば良いではないか」となるわけです。

僕は最初にその姿を見たときはびっくりしました。

何しろ赤ちゃんは乳母車ですやすやと寝ており、その乳母車を押しながら母親は必死の形相でCentral Parkを走っているのです。

そのときは、なんだか気合を注入されたような気がしました。