米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2008年6月19日木曜日

アメリカ文化紹介~其の五十三



上の写真は今日観に行ったBrooklyn Cyclones対Staten Island Yankeesの試合の模様です。

これはMinor Leagueのsingle Aの今年の開幕試合で、Manhattanの南東に位置するBrooklynで行われました。

CyclonesはNew York Mets傘下、Yankeesはその名前のとおりNew York Yankees傘下です。

ちなみにStaten IslandはManhattanの南に位置する島で、Brooklynとともに通勤可能圏内です。

実際にManhattanにオフィスはあるけれども、住んでいるのはStaten IslandやBrooklynという人も多いです。



マイナーは日本で言う二軍に当たるのですが、そのマイナーの試合でも非常に盛り上がります。

今日は開幕戦、しかもライバルのYankees相手ということもあってか、球場はほぼ満員でした。

球場の観客席などはやはりMajor Leagueのものと比べると格段に狭いのですが、選手との距離は逆に近く、「野球場に来たなあ」という実感がわくようになっています。

外野のではバーベキューをしたり、運動場やちょっとした公園があったりして、家族で楽しめるようになっています。

このあたりもアメリカならではであり、逆に「本当に野球を観に来たのか?」と思ってしまうくらいです。

しかし、正確に言うと「野球観戦を楽しみに来た」、あるいは「野球場を楽しみに来た」のであり、楽しむ方法に決まりはないのです。

確かに、みんな本当に楽しそうにしていますし、ある意味試合そっちのけだったりします。

イニングの合間のアトラクションも、Major Leagueに比べて観客の参加率が高いですし、Tシャツやポップコーンなどが当たる確率も高くなっています。

そこで見られる戦略は明らかにMajor Leagueとは違いますし、安い入場料でそれらが楽しめるからお客さんも入るのでしょう。

一番いい席でも16ドルで入れます。

それを高いと見るかやすいと見るかは個人の判断によりますが、一度行ってみても悪くはないと思います。



試合自体は3対1でCyclonesが勝ちました。

ニューヨークにいる間にまた何回かBrooklynとStaten Islandに足を運んでみたいと思います。