米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2008年6月7日土曜日
アメリカ文化紹介~其の四十一
上の写真は皆さん御存知の牛角です。
先日もお伝えしたとおり、僕は今ニューヨークに来ています。
ここはアトランタと違って大都会、はっきり言って何でもあります。
しかし牛角まであったのには驚きました。
町を歩いていても日本人が多いです。
アトランタは田舎ではないのですが、やはりニューヨークと比べると田舎のような感じがしてしまいます。
そもそもアトランタにはいわゆる「市街地」ものがあまりありません。
オフィス街というようなものもあまりなく、小規模なそれらがダウンタウンに多少集まっている、という感じです。
その点ニューヨークは東京のようにどこまで行ってもオフィスや店が並んでいます。
アメリカでは実はアトランタのような都市の構造が普通で、ニューヨークなどはいわゆる「都会ならでは」の部類に入るのです。
しかしアトランタではダウンタウンを歩いていても(そもそもダウンタウンにあまり行かないのですが)日本語を耳にすることはほとんどありませんし、日本系の店もそう多くはありません。
その点ニューヨークは目を凝らしてみれば、いくらでも有るといえるくらい日本系の店があります。
飲食店、本屋、旅行代理店、レンタルビデオ店、スーパーマーケットまであります。
アトランタとは比べ物になりません。
日本料理店も「Japanese Vietnamese」のようないわゆるAmerican Japaneseから、店内の女性は着物を着ているような純度の高そうな日本料理店まで幅広くあります。
お金がないのでなかなかそのような店に行くことは出来ませんが、どの店も盛況のようです。
外から見ただけですが、日本人はもちろんのこと、箸を器用に使っている外国人もいました。
そういえば先日アメリカのニューヨークガイドを見ていたところ、「日本を探せ」というような感じの特集がありました。
日本人は他の外国人と違って、いわゆる「Chinatown」のような、「ここに行けば日本のものを探すことが出来る」という場所を作っていないのです。
その分日本をニューヨークで探すことは難しいようです。
確かに、日本料理店なども一箇所に集まっている場所があるわけではなく、いろいろな場所に散在しています。
ニューヨークで日本探しをしている外国人がいるのかと思うと、ちょっと嬉しくなりました。