米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2008年6月8日日曜日
アメリカ文化紹介~其の四十三
上の写真は本日昼に友人と食事に行ったときのものです。
中華料理だったのですが、さすがにニューヨークはアトランタと違って値段が高いです。
ニューヨーク州とニュージャージー州の境を流れるハドソン川(Hudson River)のほとりだったのですが、今日は天気も良かったので、外で食事をしました。
日本でも屋外で食事が出来るところは多くありますが、アメリカ人は本当に外で食事をするのが好きです。
炎天下でも平気で外で食事をしたりするので、そのあたりは正直なところちょっとついていけなかったりします。
今日は最高気温が30度を超え、湿度もアメリカにしては高かったような気がしますが、風が吹いていた上にちょうど木の下に入って陰になっていたので助かりました。
下手すると一日であっという間に日焼けしてしまいます。
さて、友人のうち二人は金融機関に勤めているのですが、彼らいわく現在の金融危機は相当長引くだろうということでした。
各企業が問題を抱えている上に、原油高が響いているとのこと。
確かに、僕が去年アメリカに来たころと今では全く雰囲気が違います。
アメリカの景気が悪くなると日本にも影響が及ぶのは自然の摂理のようなものなので、せっかく景気が回復してきた日本から来たものとしては、何とか景気が悪くならないようにと祈るのみです。
彼らいわく、実際にアメリカの大手金融機関は新卒者の内定を取り消しているとのことでした。
人を切らなければいけないときに新しく人を雇っている暇はないということなのでしょう。
このような話を聞いていると、数年前(もっと前?)の日本にそっくりです。
特に金融機関への入り口が極端に狭くなっているのは、同じといってもいいほどです。
このあたりはビジネススクールにとっても重要な問題で、果たして今金融業界、特に投資銀行(Investment Banking)業界を目指している学生が多くを占める中、彼らの就職先が確保されない可能性があるからです。
その意味ではどの学校も苦しいことには変わりないので、各学校というよりはビジネススクール業界全体にとっての問題なのかもしれません。
何はともあれ、就職活動の真っ最中のものにとっては、景気が良いに越したことはないということを最近しみじみと感じています。