米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2008年6月13日金曜日

アメリカ文化紹介~其の四十七



上の写真は昨日のNike Run Clubの様子です。

このような感じで世界の大都会ニューヨークにあるNiketownに、なぜか「さあいっちょはしろうか」という雰囲気が漂い始めるわけです。

それを見ているほかのお客さんは「なんだかわからんがとにかく迷惑だ」といわんばかりにこちらを眺めているのです。

このあたりの混沌とした感じもちょっと面白かったりします。



さて、話が前後してしまいましたが、先週の土曜日のNike Run Clubの最終回です。

何がいいたいかというと、皆非常に早いということです。

しかも、僕に言わせれば狂っているとしか言いようがない走り方をします。

なぜなら、彼らはしゃべりながら走るからです。

それもたまに一言二言としゃべるのではなく、少なくとも土曜日はずっとしゃべっていました。

それでもかなりのスピードで走っているのです。

当然ですがずっとしゃべっているということはそれにあわせて呼吸をしなければいけなくなるので、規則的な呼吸は出来ません。

つまり呼吸は不規則ながらも猛スピードで走り続けるのです。

僕は話すことなどとても出来ず、自分が一生懸命走るのに精一杯です。



また走っていて気がついたのですが、僕と他のランナーでは歩幅が明らかに違います。

悲しいかな日本人を含めたアジア人は胴長短足であることは否定できず、僕もその例に漏れていないわけです。

しかも、彼らはばねが違います。

特に早い人を近くで見ると、長距離なのにまるで跳ねているかのように走ります。

そんな走り方で、僕が一生懸命走っているその横を悠然と走っているのです。

その美しいランニングフォームを見ていると、自分が情けなくて泣きたくなるくらいです。

というわけで、ニューヨークで走っていると周りがすごすぎて自己嫌悪に陥りそうになります。

とはいえ、前向きに捉えれば、そのようなランナーと一緒に練習を出来るだけで光栄であるわけで、自分にとっては将来的にプラスになるはずです。

逆にそう信じないととても参加する気にはなりません。



なんか最近走ることばかりブログに書いてしまっていて当校と全く関係なくなってしまっていますが、ここまで来てやめるわけにもいかないので、明日もまたNike Run Clubに行って打倒エリートランナーに燃えて来たいと思います。