米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2008年10月27日月曜日

Goizuetaでの生活~其の百四十一



上の写真は最近よく紹介させていただいているソフトボールの試合の様子です。

ご覧のように、全くソフトボール用の服装はしておりません。

ユニフォームなどは当然なく、みな好きな服装をしてきます。

その中で僕だけは野球用の格好をフルにしているので、かなり目立ってしまうことは確かです。

ただ、それが一番なれていて動きやすい服装ですし、汚れても気にならないので、自分にとってはベストです。

いろいろな格好をされて一番困るのは、自分のチームの選手と相手チームの選手の区別が付きにくくなることです。

カットに入って振り向きざまボールを投げるときに、つい相手の選手に向かって思いっきりボールを投げてしまったことがあり、ちょっと冷やりとしました。



ソフトボールの試合中は自分たちのチームはもとより、相手チームとも雑談をします。

それもちょこちょこしゃべるのではなく、チーム同士で和気藹々という感じです。

どうも日本育ちの僕にはなじめないのですが、お互いに仲良くやるのはいいことです。

汚い野次はほとんどないのですが、かといって全くないわけでもありません。

あからさまに相手に向かって野次を飛ばすのではないのですが、チーム内で相手のことをいろいろ噂しているのが聞こえてきます。

野球の格好をしているとその対象になりやすいことは明らかで、「あの野球用のズボンはいているふざけたやつをどうにかしろ」というような会話はよく聞こえてきます。

別にそれで体当たりをされたりボールやバットをぶつけられたりするわけではないのですが、何しろ相手は僕より数段体が大きい人ばかりなので、怖いことは確かです。



試合が終わった後は「Good game!」といいながら相手チームと握手をします。

これも文化の違いの問題で、日本ではこれが整列になるわけです。

ただ、実際に握手をすると相手チームとの距離が縮まった気がすることも確かで、僕が好プレーをしたときには握手の際にたたえてくれますし、「野球用のズボンかっこいいな」などとちょっかいを出してきたりもします。

そんな楽しかったソフトボールも終わってしまったのですが、また機会があったら同じ仲間とソフトボールを楽しみたいと思います。