米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2008年1月19日土曜日

授業紹介~其の二十八



上の写真は、ベトナムの郵便局の様子です。

なかなかしゃれた建物で、結構感動しました。

電話ボックスの中だけは冷房が入っていて、冷房に当たって涼むことが出来ました。



本日はCu Chiトンネルに行きました。

ベトナム戦争のときに掘られたトンネルです。

ほんの少しではありますが、ベトナム戦争のときにベトナムがいかにして戦ったかを垣間見ることが出来た気がします。

まず、トンネル自体が非常に狭く作られていて、からだの大きいアメリカ人には入ることが難しく、入れても動きにくいようになっています。

中に実際にはいって移動したのですが、スクワット状態で動くことになり、しかも途中で曲がったり穴の大きさが変わったりするので、急ぐとからだが穴にぶつかることになります。

急に勾配がきつくなったりするので、足は本当に疲れました。

ちなみに、長さはたった10mから15mくらいです。

つまり、からだが小さく慣れていないと機動力がほぼ完全に奪われます。

それは、荷物、つまり武器などは持てばもつほどますます動きにくくなることを意味しています。

しかも、湿度が高く、すぐに汗びっしょりになります。

地下なので、温度自体は低いのですが、湿度の高さは異常でした。

なれないアメリカ人には、トンネルの中も外もベトナムの気候は厳しかったことでしょう。

トンネルの入り口には入り口とわからないような工夫がしてあり、トンネル内の調理場には煙を外に逃がす工夫がしてありました。

そもそもアメリカ人はトンネル自体の存在は知っていたものの、どこにあるのかはベトナム戦争後も把握できなかったそうです。



明日はほとんどの学生にとってSE Asiaのlead weekの最終日で、バンコクを経由して帰国することになります。

今夜は最後の夜になるので、お別れパーティーが開かれます。