米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2008年1月21日月曜日
授業紹介~其の三十一
上の写真は先日紹介させていただいたlead weekのルームメイトのPaul君(「授業紹介~其の二十四」参照)です。
かなりいい表情の写真が取れました。
さて、本日も昨日に続いて、アメリカ人とアジア料理のお話を紹介させていただきます。
続いての問題はにおいです。
魚肉の練り物にあるような、魚くさいにおいは一切受け付けません。
市場などに行っても、魚のにおいがするとアウトでした。
僕はもともと魚がすきということもあるのですが、魚のにおいが多少するのは仕方がないと思っているので、ずいぶん感じ方が違うなあと思いました。
また、香草のにおいもだめです。
これは確かに日本人でも苦手な人が多いのですが、ほぼ確実に拒否反応を起こします。
そのほかにも多少なれないにおいがあると、かなり敏感に反応し、食べようとはしません。
あと一つ面白かったのは、彼らは炒飯を箸で食べようとします。
中国でも日本でもこれらはスプーンで食べるんだといっても、かたくなに挑戦しようとし、僕が蓮華を使って食べたら「ずるい、日本人がそれでいいのか。」といわれました。
結論としては、アメリカ人はとにかくアジア料理を受け付けないということです。
確かに中には受け入れている人も多いのですが、数はかなり少ないです。
僕にとっては今回のlead weekで食べた料理のレベルは非常に高く、どれもきちんと味があるので、慣れれば大丈夫なはずだと踏んでいたのですが、そうは行かないようです。
最初からだめだった人はほぼ全員最後までだめでした。
日本料理はにおいがそこまで強くなく、味もまとまっていて個性的なものが多くないので多少ましかもしれませんが、かなり厳しいかもしれないなと思いました。
「もう我慢できない。」と言ってマクドナルドに走るアメリカ人の姿は、僕にとっては驚愕以外の何者でもありませんでした。
やはり食べなれた味が一番という事のようです。
ちなみに一つ発見したのは、彼らはミルクキャラメルが好きだということです。
僕は留学する前に友人にミルクキャラメルをもらい、それを留学したあとに食べたら非常に懐かしい味がして嬉しかったので、ためしに今回持って行ってみました。
するとほぼ全員が大絶賛をしてくれて「こんなにおいしいものは食べたものがない」といわれました。(ちなみにアメリカ人は本当においしいと思うとこれくらいの表現は普通にします。)
荷物に余裕があったらまたアメリカに持っていこうかなと思います。
何はともあれ、2週間おいしいものを食べたいだけ食べることが出来たので、非常に幸せでした。