米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2008年11月17日月曜日
Goizuetaでの生活~其の百六十二
上の写真は昨夜ベトナム料理を食べに行ったときのものです。
自分自身が写っていないのですが、カメラを持っている人が写真に納まっていないというのはよくある話だと思いますので、御容赦いただきたいと思います。
今回のベトナム料理もBuford Hwyというところにある店で、非常においしく、しかもお得感がある店です。
みんなお腹いっぱい食べてチップを入れても一人当たり10ドル程度でした。
アメリカでは、チップがあることもあり、日本に比べて外食するときのコストが高くなるのが普通なのですが、このベトナム料理のレストランに限っては日本より安いと思います。
ベトナム人の友達がお墨付きを与えている店なので、味の方も本格的なベトナム料理なのだと思います。
アジア料理を食べに行っていつも気になることがあるのですが、それは麺を食べるときの食べ方です。
アジアでは欧米に比べて一般的に音を立てて食べることが許されており、特に麺を食べるときは音を立てることになんら問題はありません。
しかし、欧米では食べるときに音を立てたりすることは非常に行儀が悪いことであり、特に「すする」という行為は非常に下品な行為とされています。
昨日もフォーを食べたのですが、アジアの麺類を箸で食べるときに全く音をたてず、しかもすすらないというのは非現実的な話です。
というわけで、僕はアジア料理を、特に友人と食べるときは、あまり欧米流の礼儀を気にしないことにしています。
昨日もベトナム人の友人と僕だけズルズル言わせながらフォーを食べていました。
ところが、逆に習慣というのは非常にやっかいなもので、欧米人は音を立てて食べたり、「すする」という行為によって食べることが出来ないのです。
「食べにくいだろうから音を立てても良いんだよ」と言っても、逆に「音を立てるほうが難しい」という風になってしまいます。
おかげで彼らは麺を食べるのに悪戦苦闘しており、ちょっと悪いことをしたような気分になりました。
ベトナム人の友達と僕だけは、昨日の夕食を満喫したと思います。
次回このような機会があったら、何とか欧米人の友達ももっと食事を楽しめるような方法を考えたいと思います。