米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2007年12月26日水曜日
同級生たち~其の五
上の写真はAndrew Osterman君です。
同じSection Cで、Andrew君は、section随一の有名人でもあります。
なぜなら、よくしゃべり、よく笑うからです。
授業の座席は指定制ではないのですが、そこは世の常で大体座る席は決まってきます。
Andrew君が座るのは決まって一番前の左端です。
そこからよく質問をします。
特にPanel discussionやGuest speakerがきたときなどは非常に積極的に質問をします。
そんなAndrew君は非常にまじめではあるのですが、非常によく笑うことも確かです。
そして笑い出すと止まりません。
大きな声でいつまでも笑っているAndrew君を見ると、アメリカに来たなあ、と思います。
笑いに関してなのですが、アメリカンジョークという言葉があるように、アメリカの笑いは明らかに日本の笑いとは違います。
アメリカでは「親父ギャグ」とか「つまらない」とか「寒い」とか言われることはまずありません。
冗談を言っているとわかってさえもらえれば、笑ってくれます。
しかも結構爆笑してくれます。
ジョークが通じるかどうかは非常に大切なことで、しかもビジネスをする上では適切なジョークを挟めなくてはいけないので、その点非常に助かっています。
逆に、アメリカでは明らかにタブーなネタがあり、それに引っかかることは「つまらない」とか「寒い」とか以上にだめなことで、一発アウトということもありえます。
具体的には、人種や性別などを対象にした差別的発言などです。
このあたりはかなり繊細な問題で、日本のバラエティー番組で笑いをとっているギャグの相当程度が危ないでしょう。
話はそれましたが、Andrew君と話していると、何があってもよく笑ってくれるので、非常に安心感があります。
たまに「どこが面白かったの!?」と思ってしまうこともありますが、そこはアメリカのいいところで、そんなことは気にしないのです。
最後に、Andrew君のもう一つの特徴ですが、Andrew君は試験が終わって教室を出るのが非常に早い人です。
僕はいつも時間がなくなって最後まで粘るので、Andrew君が出て行く姿を見るたびにあせります。
残り1年半のうちには僕もAndrew君並に教室を早く出られるようになりたいものであります。