米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2007年12月29日土曜日

授業紹介~其の十九



上の写真は、financial accountingのJan Barton教授です。

「Final07-fall~其の五」でも少し紹介させていただきましたが、自分自身を含め、accountingは多くの学生が苦手とする科目で、試験もなかなかの難関です。

そのような授業を担当する教授も大変だと思いますが、Barton教授は昨年度まではelective(選択科目)のfinancial statement analysisを担当しており、core(必修科目)のaccountingを担当するのは初めてだそうです。



そんな中、Barton教授の授業は学生からはおおむね高い評価を受けていて、実際にわかりやすい授業をしてくれます。

accountingは非常に退屈な科目(Barton教授自身がそう言っています)で、詰め込み方になりがちなのですが、Barton教授は一生懸命工夫して、論理的かつ体系的に教えようとしています。

僕自身もBarton教授の授業を受けて、やっとaccountingが少しわかるようになって来ました。



Barton教授はベネズエラ出身で、大学からアメリカに来たそうです。

最初はまったく英語が出来ず、かなり苦労したそうですが、今はとても流暢な英語を話します。

留学生である自分にとっては、ある意味身近なお手本です。



Barton教授の唯一最大の問題点は、授業を毎回のように延長することです。

これはみんな不満に思っていて、次の授業にいつものように遅れてしまうという致命的な欠点になっているのです。

それでも、それをもなんとなく許せてしまうくらい、フレンドリーで熱意あふれるBarton教授です。