米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2007年12月22日土曜日
Final07-fall~其の七
上の写真は、skydivingで使う飛行機です。
滑走路は草原です。
こんなんで大丈夫か、という気はしますが、大丈夫なのでしょう。
さて、本日の内容は写真とは関係ありません。
試験の続きです。
文化の違いとは恐ろしいもので、想像が出来ないことが世の中起こるものであります。
昨日紹介させていただいたhonor codeで試験中の私語などは厳禁されていますが、では私語とはなんなのか、どの様に定義されているのか、という問題があります。
僕が一番気になるのは「bless you」であります。
こちらではくしゃみをすると、必ずと言っていいほど、「bless you」といいます。
教授も機関銃の様にしゃべりながら、器用に「bless you」をはさみます。
では試験中にくしゃみをしたらどうなるか。
ここでも「bless you」は欠かせません。
試験中にくしゃみをすると、かなり多くの人が「bless you」といいます。
二度続けてくしゃみをしたりすると、もっと大きな声で「bless you」になります。
僕が受けた最初のテストでくしゃみをしまくった同級生がいて、試験中「bless you」が教室中に鳴り響いていました。
アメリカでは当然のことなのですが、非常に大きなカルチャーショックでした。
彼が一度だけ三回続けてくしゃみをしたことがあり、三回目などはクラス中全員で「bless you」の大合唱です。
試験中です、ちなみに。
日本的に言うならば、はっきり言ってコントです。
しかもみんなおおまじめにやるので、かえって僕にとっては面白く見えてしまうのです。
僕はおかしくて笑いをこらえるのに必死でした。
アメリカ人のすごいところは、それで集中力を乱されることが一切無いところです。
僕は正直な話、集中力を大きく乱されました。
電車の中でもどこでも、当然相手が赤の他人でも「bless you」は欠かせません。
アメリカでは神様は常に大活躍です。