米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2007年12月4日火曜日

授業紹介~其の十四



上の写真は、本日の内容とはまったく関係ありませんが、Clairmont Campusのfieldです。

ここでいつもサッカー、野球、クリケットなどをして遊んでいます。



本日は先日のLPO(「授業紹介~其の十」参照)のfinalが返却されました。

結果のほうは、、、まあそんな俗っぽい話はなしにしましょう。

で、そろそろ近づいてきました、試験について多少なりともお話をさせていただきたいと思います。



試験ですが、やはり学生というのは洋の東西を問わず試験前になるとぴりぴりしてくるものであります。

ただ、一度職について仕事をしたという経験があるせいか、それとも文化の違いか、日本に比べると多少のんびりしているかもしれません。

それには、日本との試験環境の違いが影響していることは確かでしょう。

まず、以前も紹介させていただきましたが、honor code(同じく「授業紹介~其の十」参照)というものがありまして、カンニングなどをしないようなインセンティブ構造が明示されています。

また、過去の試験問題などは自力で集めるのではなく、ほとんどの場合は教授から渡されます。

この御時世ですから、メールでファイルが送られてくるだけですが。

つまり、試験勉強する前にまず過去問入手に一苦労、ということがありません。

さらに、ほとんどの授業では講義ノートが教授のウェブサイトにあったり、メールで送られてきたりするので、仮に自分でノートを取れていなくても、ノートをかき集める必要はありません。

試験の内容自体も、裏をかくような問題はほとんど出ません。

授業をしっかり理解して、自分なりに消化できていれば、極端ではありますが間違えるはずのない問題ばかりです。

ただ、それがそうはいかないのがこの世の中でありまして、僕は結構間違えます。

しかも、平均点がかなり高いので、毎回試験が返ってくるたびに冷や汗をかいています。

まさに、ひとつのミスが致命的になる、という感じです。

さらに、アメリカ人のすごいところは、勝負強いところです。

やはりアメリカ人は日本人に比べると計算が苦手で、一緒に勉強していると間違えてばかりいます。

しかし、彼らは本番になるときっちり答えを出してくるのです。

どじな僕は肝心な本番で結構間違えています。

このあたりが一番改善しなければいけないところかもしれません。



ちなみに、僕は同学年の留学生の中でもかなり英語ができないほうですが、試験の際に英語で苦労したことはありません。

あくまでないよう勝負の試験内容なので、語学力が試験結果に影響するようなことがないように試験が作られている、という印象です。



というわけで、そろそろまじめに勉強して、落第しないようにがんばります。