米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2007年12月19日水曜日
Goizuetaでの生活~其の九
さて、本日はskydivingの続きです。
上の写真にあるような建物がskydiving小屋のような感じになっていて、ここに事務所があります。
skydiving小屋の前で走り回っている犬の写真を撮ったつもりなのですが、うまく伝わっているでしょうか。
このskydiving小屋の周りは草原です。
アメリカ人の生活は犬とともに成り立っていて、犬を飼っている人はこのようなときには必ずといっていいほどつれてきます。
そして完全に放し飼い、というか放っておくという感じです。
犬は犬同士でじゃれまくっています。
よく見ると噛み合ったりもしているのですが、そのようなことは気にしないようです。
足に何かがぶつかったと思ったらほぼ間違いなく犬で、犬は誰に当たろうと「excuse me」の一言すら言わずに走り回っています。
親がskydivingをする場合は子供もつれてくるわけで、草原中で犬と子供の絡み合いが始まり繰り広げられます。
そうすると、いろいろなことが起こります。
ある子供が「靴がなくなった。」と親になきついていました。
「こんなところでなくなるはずないでしょう。ちゃんと探しなさい。そのうち見つかるわよ。」と、親は子をたしなめます。
どうやら走り回っているうちに脱げた靴が見つからなくなったようです。
と、遠くのほうで追いかけっこをしている犬二匹がいます。
そのうち一匹の口には青い子供用の靴ががっちりとくわえられていました。
それを見つけた子供は、「あーっ」と声を上げて追いかけ始めました。
しかし、子供に簡単に追いつかれるほど犬も甘い人生を送ってはいません。
犬二匹は完全に子供を無視して追いかけっこをしています。
ようやく子供が靴を取り返せたのは、犬が飽きて靴を投げ捨ててからでした。
犬は満足げに歩いていますが、飼い主は怒るどころか、そのようなことが起こっているということすら気にしません。
僕は子供のころから集合住宅で育ったこともあり、ペットを飼った経験がないのですが、ペット、特に犬に対する接し方は日本とアメリカ
ではぜんぜん違います。
アメリカでは公園などでは「犬の放し飼い禁止」などという看板を見かけますが、今回のような場合は当然のごとく放し飼いのようです。
ほかの犬を噛んだり、あるいは噛まれたり、というのも気にしません。
それでもお互いに気にしないのですから、問題ないのかもしれません。