米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2007年12月27日木曜日
同級生たち~其の六
上の写真は、「Final07-fall~其の一」でも紹介させていただいたLiz Treisterさんです。
そのときに紹介させていただいたとおり、LizさんはSection Repです。
Section Repは学級委員のようなもので、各Sectionで意見の主役をして、学校に要望を伝えたりします。
学校、教授達との意見交換会のようものもあるのですが、そこに出席するのもSection Repです。
つまり、Lizさんはわれわれのリーダーであり、何かあればLizさんにお願いする、という感じになっています。
Lizさんに対する僕の個人的な印象ですが、「典型的なアメリカ人女性」です。
まず非常に元気で快活、フレンドリーで、そして何よりボディーラングィッジが上手です。
彼女としゃべると、必ず体全体を動かします。
その動きを見ているだけで、「ああ、アメリカに来たなあ。」と思います。
もう一つ、彼女の話の中には出身地であるClevelandが良く出てきます。
今年のMLBのpostseasonではCleveland IndiansがBoston Red Soxに負けたのですが、その中でCleveland IndiansのKenny Loftonという選手の非常にまずい走塁がありました。
そして、その走塁はランナーコーチャーの判断ミスによるものでした。
その試合の翌日、Lizさんは一日中その走塁ミスを嘆いてました。
「昨日の試合見た?ほんっとありえない。誰あのサードベースコーチ?あの人は何のためにあそこに立っているの?どうなっているのよ。」ってな感じであります。
別にLizさんは野球がそこまで好きではないはずなのですが、やはり地元愛のなせる業でしょう。
その調子でいつも、特に日本人から見ると、大げさに、しかし楽しい話をたくさんしてくれるので、そんな姿が本当にアメリカンに思えるのです。
Lizさんと最初に会ったのは、orientationでのnegotiationをテーマにした模擬授業でした。
僕を含めた留学生の英語を丁寧に聞いて、意見を大切に扱ってくれるところが印象的でした。
やはりリーダーになる人は普段からそのような姿勢を持っているという事でしょう。