米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2008年2月23日土曜日
授業紹介~其の四十三
上の写真はNBAの試合のアトラクションの様子です。
このマスコットはご覧のとおり足が長くなっています。
これで踊ったりするので、中に入っている人は相当大変だと思います。
竹馬に乗りながら動くようなものなのでしょうか。
本日は昨日の病院訪問の続きです。
アポなしでも病院訪問が即日出来たのは3つの要因によると思います。
ちなみに一度は「アポがないと難しい」といわれたものの「だけどまあ聞いてみよう」といわれてそのまま療法士までたどり着けました。
1つ目の要因は、自分が学生であるということです。
最初に当然自分がどういうものかを名乗るのですが、ネームプレートをつけていきました。
ネームプレートは学校で配られるもので、ビジネススクールの学生が全員同じ様式のものを持っています。
そこには名前と学年と学校名が書いてあります。
アメリカの、特にビジネススクールでは、このようなコンサルティングプロジェクトは珍しくなく、学生が実地調査をすることも珍しくありません。
そして、会社や病院にとってもそのような学生の活動に協力することは名誉なことであり、好意的な態度を示してくれます。
実際に療法士が最後に僕のメモのコピーをとらせてくれと言いました。
そのときはっきりと「こういう活動は重要なんだ」と言っていました。
2つ目は大学内の病院であったということです。
学外の人間には対応しないということはありえませんが、やはり学内の人間だと最初の信用度合いが多少高くなり、その分ハードルが低くなります。
たとえば、ネームプレート一つにしても、他校のネームプレートだと知らないから最初から信用するわけには行かない、ということになるかもしれません。
3つ目はアトランタという場所です。
アトランタは都市圏の人口で見ると全米で10位以内に入る大都市ですが、開放的な文化で知られています。
そして大都市とはいってもニューヨークほどではなく、特にエモリー大学周辺は非常に治安がいいことで知られています。
たとえば同じことをニューヨークでやろうとしたら、たとえその大学病院と同じ大学の他学部の学生だったとしてもここまで簡単には行かなかったと思います。
そんなわけで、20分強の実地調査をしてきました。
受付の裏の人が多く通るところで、立ったままではありましたが、こちらが聞いたことにはすべて好意的に答えてくれました。
行く前は非常に不安だったのですが、終わったあとはなんだか達成感にあふれていて、とても満足した気分になりました。