米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2008年2月7日木曜日
Goizuetaでの生活~其の二十四
上の写真は食べ物です。
そう、今日は水曜日であるわけで、前述(「授業紹介~其の三十九」参照)のとおりなぜか食べ物が用意されます。
しつこいようですが、そんなことするくらいなら授業料を減らして欲しい。
しかし、今日のメニューはいつもと少し違いました。
一番手前にあるのは、クリスピークリームドーナツであります。
日本ではこのドーナツをめぐって大混雑だったとかいううわさもありますが、何はともあれ本日はこのように食べ放題です。
このドーナツはアメリカでも人気があるようですが、普通に大学内でも売っているもので特に珍しいものではありません。
僕は甘いものがあまり得意ではないのですが、せっかくなので2つほどいただきました。
さて、本日はmarketingの授業がありました。
今日は、ある商品を例にどのようにmarketingをするか、というテーマでした。
どのようにmarketをセグメントするか、marketing担当者としてCEOにどのような質問をするのか、というようなことをdiscussionしました。
最近よく聞くのが、この「どのような質問をするのか」というテーマです。
GMSC(アメリカ文化紹介~其の六参照)でも強調されました。
コンサルタントの一番大事な仕事は、クライアントにいかに適切な質問をするか、だそうです。
それによってクライアントの問題意識がはっきりしたり、プロジェクトの内容が正確に理解できたりするからです。
marketingの授業の面白いところは、身近にある実際の商品が授業中の具体例になるところです。
今日もCoke、Colgate(歯磨き粉)などが具体例として出てきました。
どのようにmarketを定義するかが一番大事なことだそうです。
たとえば、marketの大きさはどれくらいかを知るということです。
次に、競争相手も明確にすることです。
たとえば、Cokeの競争相手はPepsiではなく、ミルクや水だそうです。
競争相手をどう捕らえるかで戦略は違ってくるのです。
marketingをきちんと勉強したことは一度もないので、この授業は毎回とても勉強になります。