米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2008年2月15日金曜日

Goizuetaでの生活~其の三十二



昨日また違った角度からバスケットボールを紹介させていただくと書かせていた

だきましたが、それは何とNBAのことを意味していたのです。

上の写真は一昨日見に行ったNBAの試合の様子です。

というわけで、本日はその試合の様子を紹介させていただきたいと思います。



この試合はAtlanta HawksとDetroit Pistonsの試合でした。

試合自体はDetroit Pistonsが94-90で勝ちました。

Hawksは負けてしまったのですが、僕は実は元Pistonsファンであり、また抜け切

れていないので、どちらにも勝ってほしい試合でありました。

この試合を見に行った理由もそのあたりにあります。



NBAの試合は4つのperiodに分かれており、各periodは12分です。

half timeなどを含めると試合時間は2時間から2時間半ほどになります。

今回の試合は地力に勝るPistonsが第一ピリオドでリードしたものの、Hawksもがんばって第三ピリオドで逆転し、第四ピリオドでPistonsが逆転するという展開でした。

逆転に次ぐ逆転に観客も大盛り上がりでした。

Pistonsは人気チームなので、Atlantaでの試合にもかかわらずPistonsファンも多く、熱い試合でした。

ただ、冷静にみると、多少気の抜けた試合でもありました。

というのは、Pistonsは現在のNBAでは屈指の強豪チームであり、もはや頑張って勝つ必要はないのです。

NBAは多くのチームにプレーオフ出場の機会があり、Pistonsもプレーオフ出場は確定的なので、第二、第三ピリオドは主力を温存していたのです。

怪我を避けながらうまく調整するというのが目的であるのは明らかです。

一方Hawksは若いチームでプレーオフ出場が微妙なチームであり、選手個人もハングリーなので、常に一生懸命プレーします。

そのような中で、Pistonsは第四ピリオドに「勝てるもんなら勝っとこうか」というような感じで主力を出し、キチンと逆転してしまいました。

Hawksはスタミナが切れていて、なすすべもなかったという感じです。

弱肉強食そのものであります。



明日以降NBAの紹介を続けさせていただきたいと思います。