米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2008年2月7日木曜日

Goizuetaでの生活~其の二十三



本日も朝から晩まで授業とmeetingでした。

その最後を締めくくったのが、G+(「授業紹介~其の十二」参照)であります。

上の写真は、そのG+でのひとコマであります。

G+の内容は多岐に渡るのですが、ホームルームのような役割を果たしています。

同じ学年が一堂に会する唯一の授業なので、全体に伝えることはここで伝えられます。

そして写真はGoizueta's Black History Month Celebrationの推進活動の一環です。

2月はNegro History Month(ちなみにイギリスは10月)だそうで、アフリカから奴隷としてつれてこられたアフリカ系アメリカ人の歴史を記念するものだそうです。

10分ほどでしたが、キング牧師、モハメド・アリ、ジョージ・フォアマンに扮した3人がちょっとした寸劇を行いました。

キング牧師の有名な「I Have a Dream」の演説も1963年のことであり、つまり当時を知る人はまだ多くいるわけです。

そう考えると、今回のNegro History Monthも含めて、アメリカにおけるアフリカ系アメリカ人の歴史の複雑さを感じてしまいます。



学校には、どの学年にも一定程度のアフリカ系アメリカ人がいます。

彼らの特徴は、まず明るいこと、そしてその運動能力です。

もちろん個人差はあります。

アメリカ人は一般的に明るいのですが、その中でもアフリカ系アメリカ人は明るいのではないでしょうか。

そして、その運動能力は、本当にうらやましいものがあります。

高く、大きく、強く、そして早い、という感じです。

ちょっと離れてみてみると、本当にしなやかな筋肉をしています。

うらやましくてなりません。

そんな彼らも、ふざけてばかりいる普段の姿とは対照的に、授業中は非常に真面目です。

発言も積極的で、視点もしっかりしています。

以前LPO(「授業紹介~其の十」参照)で多様性をテーマにしたdiscussionを行ったときも、深い洞察力に基づいた発言をしていました。



アトランタは数日前に比べると多少暖かくなりましたが、雨が多くなりました。

毎日のように降っているのではないでしょうか。

ただ、日本のように長時間降り続くことはありません。

もともと湿度が低いので、多少雨が降ってくれるくらいがちょうどいいような気がします。