米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2008年2月20日水曜日

Goizuetaでの生活~其の三十六



上の写真は、本日の献血の様子です。

そうです、僕は今日献血をしたのです。

校舎の1階で献血を募集していたので、応募して献血をしました。



早速ですが、僕はなぜ本日献血をしたのでしょうか。

そもそも僕は献血が大嫌いです。

注射が嫌いというよりも、まあ注射が好きな人はほとんどいないと思いますが、針が長時間からだに刺さったままでいるのが嫌いなのです。

なんか自分が矢ガモ(覚えていますか?)になったような気がして「今地震が起こって逃げ出さなければいけない状況になったらどうなるんだろう」とか思ってしまうのです。

ではなぜそこまで嫌いな献血をしたかというと、「いい人になりたかったから」そして「あとで自慢したかったから」です。

献血を、しかも嫌いなのにするということはとてもいいことをした気分に浸れます。

おかげさまで今日一日本当にいい人になった気分でした。

将来的にいつ他人の血にお世話になるかわからないので、いい人になるついでにいまのうちにまだ見ぬ他人のためになってしまおうという算段です。

しかもアメリカで献血をしたとなると、あとでかなり自慢できます。

実際にこのようにブログに書くことが出来るのです。



前置きが例によって長くなりましたが、肝心の献血そのものを説明させていただきます。

手順は簡単で、注意事項を読み、サインをし、海外渡航などの質問に答え、血液検査、血圧検査などをしてから献血です。

最初は全体で20分で終わるといわれたのですが、待ち時間も含めると1時間近くかかりました。

飲み物や食べ物(お菓子)が取り放題なのも日本と同じです。

普段は飲み物といっても炭酸飲料と水が中心なのですが、さすがに今日はフルーツジュースがありました。

血液検査は非常にいい加減で、左手薬指の指先から採決したあと絆創膏を張ってもらったのですが、ガーゼではなくテープの部分が思いっきり傷口に張り付いていました。

仕方がないので自分で張りなおしました。

アメリカらしいですね。

ちなみに献血本番の人はそのあたりは非常にきちんと、てきぱき対処してくれました。

写真を見てもらえばお分かりいただけると思うのですが、献血中にパソコン(当然ネットワークに接続しています)をいじっていてもいいのもアメリカらしいですね。

おかげで退屈しませんでした。



ちなみにこの写真は同級生に頼んで撮ってもらいました。

「何でこんなものとるんだ?」といいながらも、ニコニコして何枚も写真を撮ってくれました。

というわけで、何はともあれ本日は非常にいい人になった一日でした。