米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2009年4月12日日曜日

Goizuetaでの生活~其の二百九十一



上の写真は昨日のCoffeehouseの様子です。

このCoffeehouseというイベントはGAMES (Goizueta Association for Media Entertainment & Sports)というクラブが企画しています。

このGAMESというクラブはその名の通りMedia、Entertainment、そしてSports業界に興味がある学生のためのクラブであり、今回のCoffeehouseはそのうちのEntertainmentの一環ということでしょうか。

Coffeehouseは6時ごろから始まったのですが、その直前はビデオカメラ調達に奔走し、そのあと10時まではひたすらビデオを撮り続けました。

楽しかったのですが、さすがに疲れました。



昨日はそのほかにもDiversityをテーマにしたディスカッションに参加してきました。

Diversity (多様性)は当校のCore Valueの一つでもあるのですが、そのDiversityが当校において本当に重要視されているか、解決すべき問題があるとすればそれは何か、それに対する対策は立てられ、実行されているか、どのような対策が必要か、などが話し合われました。

主な論点は下記の通りです。

・Diversityのあるクラス構成になっていることがDiversityを実践していることになるとは限らない

・アメリカ人学生はDiversityを理解し、実践する機会の重要性、希少性を十分に理解していない

・留学生はアメリカ社会に溶け込もうとする十分な努力をしていない

・教授陣を含めた学校側は、Diversityの重要性を紹介するのみで、それが実践されるような十分な努力をしていない

アメリカは日本に比べるとDiversity、あるいは差別に対して非常に敏感な国で、それが重要なテーマとして常に取り上げられています。

今回がその典型的な例なのですが、このようなディスカッションに参加すると、誰がどのように感じ、どのように考えているのかを知ることが出来ます。

単位が出るわけでも、ただで食べ物や飲み物がもらえるわけでもないのですが、そのような意味でこのような機会はとても貴重なので、参加してきた次第であります。