米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2009年4月6日月曜日
Goizuetaでの生活~其の二百八十六
上の写真は先日のING Georgia MarathonのBib Pickupの会場の様子です。
写真に写っているのはPublixというスーパーマーケットで、僕もよく行きます。
南部を中心に展開しているスーパーマーケットチェーンで、近くに店がありますし、値段、質、品数すべてにおいて満足できるものがあります。
僕は基本的にいくつかのFarmers MarketとこのPublixを組み合わせて食料品を調達しています。
Publixは今回のING Georgia Marathonのスポンサーになっていて、water stationや走った後の飲食物はPublixが仕切っていたようです。
このように、Marathonのような大イベントになると、先日紹介させていただいた当Emory Healthcareを含めて、地元の有力企業や大学などがスポンサーにつき、街をあげて盛り上げます。
当然ではありますが、スポンサーになった企業は宣伝効果を期待しているわけですが、その効果はかなりのものがあると思います。
費用がどれくらいかかっているかが重要ではあるのですが、やはりランナーとしては自分が走っているときにいろいろ助けてもらったスーパーマーケットなどには深い思い入れが湧くものです。
特にマラソンの場合は走っている間非常に暇なので、water stationを見るたびに、「ああ、Publixがやっているんだなあ」と思うわけです。
Bib Pickupの会場でも、靴にくくりつける鍵入れというランナーにとっては貴重な小物を配っていましたし、新しい自社ブランドのジュースの試飲も出来ました。
自社のマーケティングをすると共に、新製品を試したりもしているわけです。
他にスポンサーになっていた会社も同じようなことをやっており、参加者である消費者とスポンサーが相互に協力し合って一つのイベントを成り立たせているということを実感しました。
日本でもこれに近いものはありますが、やはりここまでのダイナミズムはありません。
アメリカのビジネスの規模の大きさと共に、その躍動感を実感する機会でもありました。