米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2009年4月8日水曜日

Goizuetaでの生活~其の二百八十八



上の写真は僕が住んでいるClairmont Campusの駐車場の様子です。

何気ない普段の様子ではあるのですが、このような情景に触れているのも、あとわずかになってしまいました。



本日は一昨日の野球の紹介の続きです。

アメリカに来て、草野球レベルとはいえ野球をやると、本当にアメリカに来たなあ、という気がします。

まず、体格が違います。

そしてそれに伴って、身体能力が違います。

僕のチームで3番目に登板した投手は、まさに全身バネでした。

下半身は全く出来ていないのですが、恐らく130キロくらいは出ていたと思います。

下半身をきっちり鍛え、フォームを少し直せば、140キロは出ると思います。

袖なしのシャツを着ていたのですが、その腕の筋肉は見るからに強靭かつしなやかで、日本人であのような筋肉を持っている人はほとんどいないでしょう。

そのほかにも、見るからに身体能力が高そうな選手がごろごろいます。

しかし、野球というのは比較的技術に重きがおかれているスポーツであり、身体能力だけでは勝負が決まらないところに面白さがあります。

僕は降板したあと三塁を守っていたのですが、正直なところ怖くてたまりませんでした。

右打者が思いっきり引っ張った打球が来たらどうしようと、そればかり考えていました。

やはり怪我は怖いので、一球一球集中し、出来るだけ腰を低く落として下からボールを見るようにしました。

しかし、意外に強い打球は来ないのです。

いわゆるミート力が絶対的に低く、ボールをバットの芯で捉えることが少ないのです。

この辺りは日本人との技術レベルの違いだと思います。

投手にしても打者にしても本当にフォームが個性的です。

特に投手に関しては、ちょっと直せばもっといい球が投げられるのになあ、、、と思うことが多々あります。

投げ方はまさに上半身、特に肩肘中心で、僕が投げたら3球で肩を壊すような投げ方をしています。

日本人のように、下半身、特に内転筋を意識した投げ方や、股関節、体幹重視のフォームなどという概念はそこにはないようです。

僕にあの体格と身体能力があれば、もっと野球人生楽しいのになあ、とプレーしながらつくづく思ってしまいました。