米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2009年1月17日土曜日
同級生たち~其の八
上の写真は同級生のMarwa Khairallaのものです。
先日までのDubai/Cairo International LeadweekでのEye-Catchというマーケティングの会社訪問をしたときに撮りました。
MarwaさんはEgypt出身で、今回のInternational LeadweekのCoordinatorでした。
International Leadweekは、学校の公式行事です。
評価はPass/Failですが、単位も出ます。
教授が一人つくのですが、場合によってはより重要な働きをするのがこのCoordinatorです。
今回の場合はMarwaさんがまさにその役割を果たしました。
MarwaさんはCairoにも長く住んでいたのですが、Alexandria出身であり、両方の都市を知っています。
そして、今回の参加者の中で、唯一アラビア語を話すことが出来ます。
というわけで、Cairoではまさに大車輪の活躍、Marwaさん抜きで今回のInternational Leadweekを語ることは出来ません。
Coordinatorの仕事は多岐にわたります。
まず、訪問したい会社へのコンタクトがあります。
数ヶ月前からコンタクトを取り始めたとのことですが、実際に会社訪問をコンファーム出来たのは1、2週間前とのことでした。
このあたりの時間の感覚は文化の違いを反映しているのかもしれませんが、会社によって反応も違いますし、簡単なことではないと思います。
コンタクトする会社は、Coordinator自身のネットワーク、参加者の興味、その国や地域の産業の特性、卒業生のネットワークなどを勘案して決めるようです。
そのほかにも旅行代理店との連絡、観光する場所の選定、グループランチ、グループディナーのセットアップなど、いろいろな仕事があります。
それら一つをするだけでもかなり大変なはずなのですが、すべてを同時進行でこなしていくのは非常に大変なはずです。
実際にCairoで話を聞いたところ、ほとんど寝ていないとのことでした。
僕ら他の参加者はバスの中などで寝ることが出来ますが、Marwaさんはバスの中でも質問に答えたり、次の訪問先や旅行代理店と連絡を取ったりしていました。
長くなりそうなので、また明日以降続けさせていただきます。