米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2009年1月24日土曜日
Goizuetaでの生活~其の二百二十七
上の写真は先日のMartin Luther King DayのSAACの様子です。
「I have a dream...」という有名な演説がありますが、それにあわせて、われわれの夢を紙に書いて、それを大きな紙に貼っていくというものでした。
このようにして、重要な歴史的事実を語り継いでいくということでしょうか。
さて、昨日ですが、僕の人生でも記念すべき日になりました。
なぜなら、元アメリカ大統領のJimmy Carter氏に会うことが出来たのです。
Carter氏はGeorgia出身ということもあり、まさに南部での英雄です。
当然大統領としての実績も高く評価されています。
僕は以前もCarter Town HallというイベントでCarter氏に会っているのですが、そのときは聴衆が数百人いました。
今回はInternational Student向けのより小さな規模でのスピーチで、参加者は40人程度でした。
質疑応答もあり、僕も一つ質問をしてきました。
Carter氏は84歳になり、背格好は確かに年齢を感じさせますが、まだまだ元気いっぱいです。
当然のごとく要所要所にジョークをちりばめますし、それでいて非常に興味深い話をしてくれるので、聞いていて飽きることがありません。
学生からは多くの質問が出たのですが、今回はほとんどが世界政治、あるいは外交にかかわる質問でした。
僕自身はもう少しやわらかい内容の質問、たとえば、「アメリカの大統領」とか「リーダーシップ」に関するものを用意していたのですが、とてもそのような雰囲気ではなくなってしまい、急いで政治に関する質問をその場で考えました。
Carter氏はどの質問にも気さくに答えてくれたので、学生一同大満足の1時間でした。
一つ残念だったことは、写真が取れなかったことです。
写真撮影どころかカメラの持込が禁止されており、集合写真は学校側が撮ったのですが、一葉20ドルということで、僕には手が届きません。
予算の問題とかもあるのかもしれませんが、大学の行事だし、もうちょっと考えて欲しかったなあ、という気はします。
それでも、昨日は僕にとって忘れることの出来ない日でした。