
上の写真は先日撮ったSarah Lawrence(「授業紹介~其の十八」参照)さんです。
写真を見ていただければお分かりいただけると思いますが、右足を怪我しております。
車を運転しているときに対向車と正面衝突したらしく、右膝の皿が割れたとのことでした。
聞くだけでもぞっとする事故です。
ちなみにSarahさんの過失ではないとのことでした。
車は大破したとのことで、聞いた限りでは亡くなっていてもおかしくないような事故です。
そのような意味では、右足の怪我だけで済んだのは、不幸中の幸いだったのかもしれません。
怪我が治ってきちんとリハビリをすれば、日常生活には全く支障がなくなるとのことでした。
僕は最初はそんなに大きな事故だとは知らず、「何かあったらしい」くらいにしか思っていませんでした。
最近見かけないなあと思っていたのですが、実際に事故の話を聞いてびっくりしました。
さて、事故にあったのは災難としかいいようがありませんが、その一方で学校は普通にあります。
しかし、右足をギプスで固定されていては当然車の運転は出来ません。
当校周辺では車がないと生活がかなり不便になります。
というわけで早速エクセルファイルが出回って、Sarahさんをみんなで送迎することになりました。
このあたりの動きはかなり迅速で、非常に効率的でした。
当校は比較的規模が小さいのですが、おかげで2年目の後半にもなると知らない同級生はおらず、このような協力体制も整いやすいという利点があります。
そしてもう一つ感動したのが、Sarahさんの人柄です。
もともとSarahさんとは最初のSemesterのteamが一緒だったのですが、とにかく肝が据わっているのです。
事故に関しても、「起こったことは仕方がない、あとは楽しむしかない。」と自分で言っており、松葉杖をついてはいるものの、それ以外はごくごく普通といった感じです。
事故の話にしても、僕は聞いているだけで痛くなってきてしまうような話なのですが、本人は他人事のように話します。
このあたりの強さは見習いたくてもなかなか見習えません。
尊敬できる友人の一人です。