米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2009年1月28日水曜日

Goizuetaでの生活~其の二百三十二



上の写真は先日のInternational Leadweekでの様子です。

Dubai近郊で砂漠に行ったのですが、そこで砂漠の中を車で走り回りました。



というわけで、だいぶ時間が経ってしまいましたが、本日は先日(「Goizuetaでの生活~其の二百六」参照)の続きです。

砂漠では先日も紹介させていただいたとおりまずバイクで走り回ったのですが、その後車に乗って砂漠の中を走ったのです。

当然ですが、運転したのは僕達ではなく、現地の方でした。

車はToyotaのLand Cruiserです。

まず、タイヤから空気を抜きます。

こうして、タイヤの地面への接面積が大きくなるようにしているのだと思います。

そしてシートベルトをしっかり締めてスタートです。

ちなみにドライバーはシートベルトをしていませんでした。

少しでもハンドルを切りそこなうと車が横転しかねない状況だったのですが、そんなことお構いなしです。

その運転たるや、僕らから見るとまさに曲芸です。

砂漠のど真ん中なので、当然舗装された道などはなく、少しでも傾斜があるとすぐにタイヤが滑ります。

しかしそこは逆に彼らの腕の見せ所なので、積極的にそのようなところに突っ込んで、車を斜めにしてみたり滑らせたりします。

僕らは砂漠の中をただまっすぐ走るだけだと思っていたので、スタート前は全く期待していませんでした。

しかし、すぐに車の性能とドライバーの腕に圧倒されてしまいました。

何回も横転するのではないかと思いましたが、ドライバーはそんなことは計算済みといった感じです。

文明の利器と人間の技術のすばらしさを思わず実感してしまいました。

今回のInternational Leadweekで最も印象に残る場面の一つです。

車が日常生活に欠かせないアメリカ人も非常に感動しており、砂漠ドライブが終わったあとはドライバー達はヒーローそのものでした。

彼らにとっては仕事ということもあり、当然といった顔をしていましたが、あの技術はすごいと思います。

ちなみに、特に専用のトレーニングをしたりするのではなく、最初から砂漠の中を走るのだそうです。

一度でも変なところで止まったら車が動かなくなるようなところなので、僕にはとても無理だと思いました。

いろいろな思い出が詰まったInternational Leadweekでした。