米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2008年5月23日金曜日
Atlanta Bravesの選手紹介~其の二
本日は昨日に続いてAtlanta BravesのChipper Jones選手の紹介です。
上の写真は先日野球を見に行ったときのJones選手の写真です。
野球好きの人ならこの写真を見た瞬間に「完璧!」とうなるかもしれません。
いつ見ても美しい打撃フォームです。
というわけで本日はChipper Jones選手の紹介の続きです。
Jones選手はデビュー以来Braves一筋で、文字通りBravesの顔であります。
怪我をおして試合に出場してきちんと結果を残したり、野球に対するプロとしての姿勢を若い選手に教えるなど、チーム全体によい影響を与えることの出来る選手です。
事実、MLBのオフィシャルサイトの記事などによると、監督やコーチが言わなくてもJones選手が若手選手にアドバイスをしたりしているそうです。
そんなJones選手のことを僕はEmory大学へのエッセイに書きました。
そして電話面接でもJones選手の話をし、今考えるとJones選手のおかげでアメリカに留学できたようなものです。
ビジネススクール受験では「個性」が問われます。
Jones選手のことを書くのはかなりの賭けではあったのですが、今になって振り返ると非常に的を得た選択だったと思います。
エッセイを書くときはどうしても誰にでもわかる大きなネタを選びたくなってしまいますが、そのようなネタをもっている人は少ないでしょうし、逆に陳腐化してしまう可能性があります。
小さなネタでも、読み手に「面白い」とか「初めてだな」とか思えるようなネタのほうがよいのかもしれません。
ちなみに非常に個人的な思い出ですが、僕は日本でChipper Jones選手に会ったことがあります。
東京は御茶ノ水にあるエスポートミズノに、ミズノとアドバイザリー契約をしているJones選手が来たのです。
当然たまたまあったわけではなく、事前に調べてから張り込みました。
あのエレベーターから出てきたときの感動は今でも忘れません。
2時間くらい待ったのですが、そこにJones選手が来ると知っていたのはミズノの方と記者の方二人と僕だけだったので、非常においしいチャンスでした。
実質的に倍率は3倍だったので、サインや写真はもちろんのこと、短い時間の中で個人的に話をしてもらうことも出来ました。
ほかの方はJones選手を知らなかったようで、なぜ新聞記者や僕がそんなに緊張しているのかわからない、といった感じでした。
今年は是非4割、三冠王、2度目のMVPを達成し、BravesをWorld Championに導いてほしいものです。