米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2008年5月9日金曜日

授業紹介~其の七十五



上の写真は本日のGMSC(「アメリカ文化紹介~其の六」参照)のfinal presentation直後のものです。

さすがにみんな晴れやかな顔をしています。



というわけで、本日は今年度一年を締めくくるにふさわしい、GMSCのfinal presentationの日でした。

5時半に起きて6時に学校に行き、実際にpresentationをする教室で一人で練習をしました。

7時からはteamで練習をし、9時からはいよいよ本番のpresentationです。

presentationには、学校の卒業生を中心に「judge」が参加し、実際にpresentationをジャッジします。

僕はこのjudgeは若手の卒業生多くても10人くらいだろうと思っていたのですが、30人くらいのjudgeが参加し、年齢や立場もばらばらでした。

presentation直前には、想定外の30人のjudgeが集まる様子を見てすっかり緊張してしまい、みるみるうちに頭の中が真っ白になってしまいました。

先日のG+のspeech(「授業紹介~其の六十七」参照)のときに200人を前にしたのですが、そのときは常に顔をあわせている同級生を中心とした200人でした。

今回は、まったく面識のない、アメリカのビジネスの第一線で活躍している30人です。

その人たちが集まるのを見ているだけで、すっかり怖くなってしまったのです。

しかし、この期に及んで怖くなっている暇はないので、何とか自分を落ち着かせてpresentationに臨みました。

本番は何とかうまくpresentationをすることが出来、teamとしても上々の出来でした。

見に来てくれたClient、各judgeからも上々の評価をもらい、やっとGMSCが終わりました。



終わってみれば早かったような気もしますが、ここまでは長い長い道のりでした。

最初にプロジェクトの内容をteam内の誰もまったく理解できなかったところから始まり、特に学期の後半は毎日のようにmeetingをしました。

client、学校、教授、上級生をはじめいろいろな方に助けてもらいながら、何とか形になってきました。

最初はまったく興味のわかなかったプロジェクトだったのですが、今となっては愛着すら覚えてしまうのですから不思議です。

しかも、clientが評価し、満足しているのがコンサルティングプロジェクトとしては一番うれしいところです。

これで名実ともに今学期の授業がすべて終わりました。