米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2008年5月14日水曜日

アメリカ文化紹介~其の二十八



上の写真は本日の卒業式の様子です。

3日間続いた卒業式の行事も今日が最後で、今日がいわゆる卒業証書の授与式でした。

各学生の父兄も多く参加していました。

日本と比べると、やはり厳かな雰囲気にはかなりかけます。

僕はこのようなリラックスした雰囲気のほうが好きなのですが、日本式に慣れてしまうとちょっと物足りないかもしれません。

学生はネクタイをしていないですし、人によっては普段着と変わりなかったりもします。



さて、いよいよ本日をもっていよいよClass of 2008の学校行事はすべて修了しました。

このあとは各学生が仕事を始めるまでのバケーションを楽しみます。

人によるのですが、仕事を始めるのは早くて6月、遅くて8月というのが一般的のようです。

それまでは仕事を始めてからでは体験できない長さの旅行に行ったりするのです。

アメリカの会社の休暇の長さですが、日本よりは長いものの、やはりそんなに長くは取れないようです。

ヨーロッパは1ヶ月くらい取ったりするそうですが、アメリカでは一般的には最長でも2週間くらいでしょうか。

ただ、日本のように明示的に暗示的にも休暇の取得が制限されるということはなく、むしろ奨励されるそうです。

同級生に聞いても、「休暇をとらないと、何でとらないんだとボスに言われた。」といわれた、という学生が多いです。

そんなアメリカ人であっても、仕事を始めるまでの、「将来的な収入源が確保されていてかつ何も当面やることがない」という状況下での1ヶ月から2ヶ月のバケーションは貴重なものであり、ビジネススクール生活の最後を締めくくるにふさわしいバケーションにしようと意気込んでいます。



本日の夜はClass of 2008の家でGraduation partyが開かれたので、それに行って来ました。

皆本当に開放感に満ちています。

今まで毎日のように顔を合わせていた面々と会えなくなるというのがいまだに信じられません。

最後の最後ではありますが、つかの間のひと時を楽しんで来ました。

さて、今週ですが、これからは今までにやろうと思っていながら出来なかったことを一つずつ片付けていこうと思います。