米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2008年5月5日月曜日
アメリカ文化紹介~其の二十六
上の写真は先日見に行ったNBAのBulls対Hawks戦(「Goizuetaでの生活~其の五十一」参照)のときのものです。
なぜこの写真を掲載させていただいたかというと、そうです、HawksがまたしてもCelticsに勝ってしまったからです。
ちなみに僕は今回のプレーオフは見にいけていません。
昨日の試合前までは3勝2敗でCelticsがシリーズをリードしていましたが、なんと昨日の試合はHawksがCelticsを下して3勝3敗のタイに持ち込んでしまったのです。
先日も紹介させていただきました(「アメリカ文化紹介~其の二十五」参照)が、これは本当にすごいことです。
6戦ともすべてホームチームが勝っているのですが、常識的にはCelticsとHawksの実力差はホームコートアドバンテージで埋められるようなものではありません。
戦前の予想では「Hawksは一回勝てるか?」が焦点であったわけで、まさか誰も三回も勝てるとは思っていませんでした。
しかもこのシリーズではCelticsの主力にけが人が出たわけでも絶不調の人がいるわけでもなく、かといってHawksに突然ラッキーボーイ的な選手が現れたわけでもありません。
Hawksはシーズン途中にMike Bibbyというポイントガードを補強したことによってチームのバランスはよくなったのですが、だからといってその補強後に連勝街道まっしぐらだったなんてことはなかったのです。
つまり真正面からぶつかって三回勝ったわけで、これはもう奇跡としか言いようがないわけです。
波に乗って第7戦をとりシリーズ突破を、、、と行きたいところですが、さすがにアトランタの人々も冷静で「まあそううまくはいかないわな」と考えています。
敵地での試合ですし、このシリーズCelticsはホームでは3試合とも20点前後の点差をつけて勝っています。
ただ、Hawksファンとしては、「第7戦はこれまでとは違う。」と反論したいのです。
何しろ、プレッシャーのかかり方が違います。
Celticsが負けたらCelticsファンは黙っていないでしょうし、Celticsは負けて失うものが山ほどあります。
その一方でHawksに失うものはなく、負けて帰ってきても賞賛されることしかありません。
つまり思いっきり暴れまわることができるのです。
というわけで、明日の第7戦に向けて、しないほうがいいとわかっていても期待してしまう今日この頃であります。