米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2008年5月31日土曜日

アメリカ文化紹介~其の三十六



上の写真は先日Nike Run Club(「Goizuetaでの生活~其の六十一」参照)のあとに食べに行ったベトナム料理のものです。

一緒に行った方によると、本来のベトナム料理とはちょっと違う、アメリカ系のベトナム料理だそうです。

でもとてもおいしかったです。

日本人はよく麺好きといいますが、僕も麺は大好きです。

今は熊本のこってりしたとんこつラーメンが食べたくてたまりません。



さて、本日は先日ConyersのDriver's License Customer Service Centerの際の話(「アメリカ文化紹介~其の三十五」参照)の続きです。

アメリカでは一部の大都市の中心地を除き、車なしで生活するのは非常に不便です。(といいながら僕は車なしで生活していますが)

高校生でさえ普通に車で通学するくらいです。

よって、アメリカに住むとなったとき最初にすることの一つは、免許を取り、車を買うことであるという人は多いと思います。

しかしこの免許取得はそう簡単ではありません。

まず、日本のように事務が手早く行われないのです。

僕は最初からあきらめていたので気になりませんでしたが、お世辞にも手際がいいとはいえません。

順番がまわってくるまでの待ち時間は非常に長く、対応も親切とは言いがたいものがあります。

僕が外国人だからかもしれませんが、重要なことを再確認しようと思って最後に要点を自分でまとめ、「これでいいですよね。」といっても無言です。

そしてそれでもこちらが「お願い!」という顔で見つめると「さっき言ったとおりです。」といわれてしまいました。

これはアメリカではよくあることなのですが、実はその反応こそが、「それで相違ありません」という意味なので、僕の目的は一応達成されています。

ただ、これをはじめてやられると人によっては非常に悪い印象を持ってしまうわけで、「散々待たされた挙句なんだその態度は」となってしまうわけです。



一緒に行った中国人の同級生も実技テストの予約の時間に行ったら「ガソリンが入っていない」(満タンではなかったにせよ、ちゃんと入っていましたが)といわれて急いでガソリンを入れて帰ってくると、「予約の時間に来なかったから」といわれてテストを受けられませんでした。

細かい事情は把握していないのですが、正直ひどすぎるなあと思いました。



しかし、このようなことにくじけていてはアメリカでは生活してはいけません。

そのような対応をされたら、相手がそういう対応を出来ないくらいの英語力、交渉力、そして器の大きさを身につけるしかないのです。

といってもそんなことがすぐに出来るわけはないから皆苦労しているんですね。