米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2008年5月7日水曜日
授業紹介~其の七十二
上の写真も一昨日のHBAのバーベキューの様子です。
手前に見える黄色い粉は芋をほぐしてあげたものだそうです。
牛肉を中心に肉を焼き、それを切ってこの粉につけて食べます。
これはブラジル風のバーベキューだそうですが、なかなかいけます。
さて、昨日のGMSC(「アメリカ文化紹介~其の六」参照)のClient Presentationで日本の話が出てきたので、紹介させていただきたいと思います。
presentationのあと、Kimberly-Clarkの人と医療機器の海外進出一般の話をしていたのですが、そこで日本の話が出てきました。
彼らは「ニンショウ」という言葉を知っていて、彼らによると「日本のニンショウをとるのは非常に難しく、ほぼ不可能といえるほどだ。しかし、日本でニンショウをとることが出来れば日本というマーケットに進出できるし、そのほかの世界中のどのマーケットにも進出できるので、日本のニンショウは海外進出の際の大きなテーマの一つである。」とのことです。
日本人である僕がいるので好意的な表現をしてくれた可能性がありますが、日本国内では閉鎖的としか表現されない日本市場も、海外のプレーヤーからはそのすべてが否定的に捕らえられているわけではないのかもしれません。
日本の「ニンショウ」は世界に通じる「お墨付き」のような役割を果たしているともいえるのではないでしょうか。
さて、GMSCのfinal presentationがいよいよ近づいてきました。
今年度の授業で残っているのはそれだけです。
これからはいよいよfinal presentationに集中できます。
これまでの苦労の一つに、client presentationとfinal presentationの両方を意識しなければいけなかったことが挙げられます。
聞き手の質が違うので、presentationの中身も変えなければいけないからです。
具体的には、clientはこのプロジェクトの意義、難しさ、製品やマーケットの情報などを当然知っていますが、final presentationではそれらを説明しなければなりません。
泣いても笑ってもあと数日なので、final presentationに集中して準備を進めたいと思います。