今回は授業紹介~其の四で紹介させていただいたアンケートについてです。
アンケートの集計も終わったようで、各教授は早速その内容を授業に反映させ始めました。
具体的には、Financeの教授は板書が多少きれいになりました。
これまでは結構読めるかどうかぎりぎりのところが多かったので、僕にとってはこれは非常に大きいです。
Accountingの教授はこれまで各自プリントアウトしてた講義スライドを配布するようになりました。
そしてそのスライドに項目ごとに番号を振り、take home quizにその該当番号が記されるようになりました。
要するに、quizのどの問題がいつどこで取り扱った内容なのかわかるようになったわけです。
このように、アンケートの結果は着実に授業に反映されるというのが実感です。
逆に、そうしないと教授に対しての学生の採点が厳しくなるからだそうです。
そのあたりに関しては、学期、あるいは学年が終わってからまた書かせていただきたいと思います。
Financeの教授は、僕がほかの授業のテストとかぶるから課題の提出期限を延長してほしいとお願いしたところ、快く延長してくれました。
こういう態度で来られると、こちらもそれなりに努力しないとまずいなあ、と思ってしまいます。
先日の内容とも重複しますが、このように教授は非常に好意的です。
きちんとした理由があれば、多少の無理は聞いてくれます。
逆に、そのようにしないと、特にビジネススクールでは教授として生き残れないのでしょう。
全体として、学校、教授、学生が一体となって、それぞれの価値を高めあう、あるいは価値を高めようとする、という印象です。
そのための努力は惜しまない、それがはっきり感じられるのがビジネススクールではないでしょうか。