米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2007年11月30日金曜日

アメリカ文化紹介~其の十三



本日は日常生活で気がついた些細ですが、驚いたことや気がついたことについてであります。



まず、上の写真ですが、野菜であります。

白菜です。

先日紹介させていただいたfarmers market(「Goizuetaでの生活~其の六」参照)で取った写真です。

farmers marketでは、白菜をはじめとした新鮮な野菜が結構お手軽な価格で手に入ります。

しかししかし、値札を見てください。

「Napa」とあります。

場所によっては「Nappa」となっています。

そうです、「菜っ葉」です。

なんかドラゴンボールみたいですね。

アメリカでは、白菜の事をNappaと言います、かどうかは知らないのですが、そうよぶことは結構あります。

間違ってはいませんが、日本人としては「ちょっと違うよ」といいたくなりますね。

白菜以外をNappaとよぶのは、僕は見たことがありません。



同じようなことは寿司にもいえます。

アメリカで寿司というと、握り寿司の事を指します。

がんばって巻物でしょうか。

つまり、散らし寿司、押し寿司などは寿司ではない、というか、そもそもそれらを知らないのです。

それらの寿司を食べていて、「これは何だ?」と聞かれて、「寿司だよ。」と答えても、「それは違う。」という話になります。

ちなみにアメリカ人は日本人は毎日、とまでは言わなくても、かなり頻繁に(握り)寿司を食べていると思っています。



ちなみにですが、この前僕はたまたま上下黒い服を着ていました。

すると、アメリカ人は「Oh, Ninja!」といって感動します。

「???」という感じですが、彼らは忍者が大好きです。

授業や普段の生活の中で、すばやい動きをするものを見ると、「すごい、忍者みたい。」といったりします。

逆にこちらがびっくりします。



日本でこれからの時期よく出てくるニュースに、「熊」関係がありますね。

熊が人間を襲う、というやつです。

そして、中には柔道などを経験している人が、逆に熊を撃退して、熊が退散するというニュースがたまにあります。

そのようなニュースの話をすると、アメリカ人は非常に喜びます。

ちなみに、僕は必ず、「でも日本人のほとんどはそのようなことが出来ず、熊に襲われるのを非常に恐れている。」ということを付け加えておきます。



僕は柔道や空手が出来ないのですが、アメリカでは柔道や空手がとても人気があるので、経験がある方はアメリカにいらっしゃったときに披露してみてはいかがでしょうか。

一瞬にしてスーパースターになれることでしょう。