米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2007年11月11日日曜日

アメリカ文化紹介~其の八

昨日からボストンに来ております。

ボストンキャリアフォーラムのためでありまして、これはアメリカにいる日本人留学生にとってははずせない一大イベントであります。



で、本日はNBAについてであります。

MBAと似ていますが、本日の内容はMBAとはかけ離れてしまいそうなのであしからず。

ちなみにMBAとNBAはかなり違うと思います。

ボストンキャリアフォーラムのあとBoston Celtics対Atlanta Hawksの試合を見に行きました。

なぜわざわざこの試合を見に来たかというと、もともとバスケ好きというのもあるのですが、今年のCelticsは超注目だからです。

知らない方はまったくわからないと思いますが、Paul Pierce、Kevin Garnett、Ray Allenという超協力布陣を引いています。

そして本当の注目はというと、こういうことであります。

NBAではスーパースターを集めたチームは1,2年間はだめ、というのが常識になっています。

その中で今年まさにスターをかき集めたCelticsがどれくらいやるか、というのが注目なのです。

相手がAtlantaというのが皮肉ですが、Celticsの圧勝でした。

これまでのところCelticsは4戦全勝。

常識を覆していますね。

試合の感想ですが、Celticsのバスケはあまり面白くありません。

スター選手がスター選手の名に恥じない洗練されたプレーを見せてくれるのはいいのですが、チーム全体にこれといった特徴がなく、無理なプレーにも挑みません。

その点Atlantaは失うものがないせいか、非常に面白いバスケをします。

ディフェンスも一生懸命で、とにかくここでいっちょ活躍してやろう、という気合が伝わってきます。

その分とんでもないプレーが出たりするので、目が離せません。

ただ、自力の差は明らかであり、ペース配分を考えて、抑えるところは抑え押すところは押すことがきちんとできるCelticsには勝てませんでした。



文化紹介にまったくなっていないのですが、NBA自体がアメリカ文化を代表しているということで勘弁していただけないんでしょうか。

本日は会場に今年World ChampionになったBoston Red Soxの監督のTerry Franconaが来ていて、スクリーンに大写しになりました。

ハーフタイムには小学生が出てきて、5分ほどのバスケの試合をしていました。

小学生がNBAのバスケのコートで、しかも試合中に実際にバスケの試合をさせてもらえるあたり、さすがアメリカという感じでした。

みんなうまかったです。

ほかにも障害を持った子供に対する慈善事業の紹介、抽選で選ばれた子供がトランポリンをつかってダンクをする、などさまざまなイベントが試合中に行われました。

アメリカではスポーツは完全なビジネスであります。



ちなみにボストンキャリアフォーラムは大変疲れました。

本日はそんな一日でした。