夜は友人と4人で地中海料理を食べに行きました。
コンサルタント、ヘッジファンド勤務、投資会社勤務、そして僕という面子です。
ヘッジファンドの友人はWall Street在住だそうです。
そんな人もこの世の中にはいるんですね。
僕だけが収入がゼロ、というか学費を払っているので実質マイナスであり、肩身が狭かったです。
2年間がんばって、卒業したらしっかり稼げるようになろうと思いました。
料理はおいしかったものの、サービスは最悪でした。
とにかく出てくるのが遅かったです。
3人とも久しぶりに会う友人で積もる話が山ほどあったのでよかったのですが、そうでなければちょっと勘弁してくれというような待ち時間でした。
個人的にはデザートに食べたヤギのミルクで作ったアイスクリームが非常においしかったです。
3人ともいわゆる欧米の典型的なエリートの職についている友人なのですが、話はごくごく普通、というかくだらないことしか話しません。
アメリカに来て思ったのですが、いわゆる駄話の内容は日本もアメリカもそう変わりません。
以前遊びに行く車の中で、「ひげの一番気持ちのいい剃り方」について1時間以上はなしたことがあり、その時に駄話の内容は大差ないと確信しました。
その駄話にいかに食い込んでいくかが一番の英語の勉強になったりもします。
食事のあとはせっかくの金曜日だったので、Times Squareを見に行きました。
夜の新宿にそっくりです。
新宿よりも汚くて危ないことは確かだと思いますが。
そこで、大学の友人に会いました。
前振りが長くなりましたが、本日はこの友人たちがニューヨークで何をしているのかを紹介させていただきたいと思います。
僕は個人的に来ているのですが、彼らは学校側が主催しているNew York Trekという就職活動でニューヨークに来ています。
そのために水曜日と木曜日の授業はすべて休講になり、水曜日から金曜日までのプログラムを組んでいます。
ちなみに、渡航費、宿泊費は自腹です。
この週末はNew York City Marathonがあることもあり、宿泊費が非常に高く、ほぼすべての学生は家族、親戚、友人の家に泊まっているようでした。
New York TrekはFinance TrekとMarketing Trekに分かれています。
それぞれに興味がある学生が応募するという形で、Finance Trekは定員オーバーでいけない学生もいたそうです。
僕は参加していないので詳しいことはわからないのですが、各企業を訪問して、社内見学をしたり、会社紹介をしてもらったりするそうです。
訪問するのは一日に3,4社のようです。
面接はないようですが、参加者リストは各社に残りますし、ここで見たことなどが応募書類や面接のネタになり、そしてそもそも自分がその会社にあっているかの判断の指標になるのではないでしょうか。
木曜日にはNew York Stock Exchangeの見学もしたそうです。
このように、ビジネススクールでは就職活動が非常に重視されます。
みんな就職するために来ている学校ですから当たり前なのですが、日本ではあまりそのような認識がされていないかもしれませんね。
入学する前から履歴書作成の手ほどきがメールなどを通して行われます。
現在は主に来年夏のインターンのための就職活動です。
結局本日はたいした文化紹介になっていませんでしたが、長くなるのでまたつづく。