Class of 2009 のHiroです。今回は、私の個人的「Why Emory?」第2回、「マーケティングに強いということ」です。「そもそもマーケティングとは何なのか?」「何かの分野に『強い』ってどういうこと?」といった素朴で根本的な問題もあるのですが、ここではあまり深入りせず、Emoryの特徴と思われる事項について触れます。私の興味にもとづいて、本件ではマーケティングを強調していますが、ファイナンス、不動産、アントレなど様々な興味を持つ人もいて、それぞれのプログラムにも魅力があると思います。本件、あくまでも私個人としての印象と受け止めてください。
��.コカコーラとの関係
学校の名前のGoizueta(ゴツイ名前ですよね)は、多額の寄付と貢献をしたコカコーラの元カリスマCEOから取られてます。金額は知りませんが、コカコーラから継続的に寄付も受けており、学校として財政的には豊かなようです。ビジネススクールも学問の場ではありますが、資金が豊かな方が「よい教授を招聘できる」「よい学生に奨学金を出して引き止められる」「プログラムの改革を資金的に支える」等の観点からメリットがあります。さて、コカコーラが世界的なマーケティングに力を入れている会社であることに異論を持つ人は少ないでしょう。エモリーとコカコーラは人材の供給源として、経営の共同研究相手として、ケースコンペティションやプログラム、飲料の提供者として相互の関係を深めています。リテール商品のグローバル展開を勉強したいという私にとっては、格好のモデルでもあります。なお、炭酸飲料が嫌いでも入学可能です。
��.GMSC
GMSCとはGlobal Marketing Strategy Consultancyの略で、実際の企業のマーケティングニーズに対するコンサルプロジェクトを1ターム4ヶ月ほど使って行うというプログラムで、Emoryの一つの売りといってもいいと思います。アトランタに本社のあるコカコーラ、デルタ航空、というビッグネームも含め、アメリカの実際の企業を深く知る機会になります。1チーム7人が組んで、毎日の様にミーティングをしながら、分析から最終プレゼンまで行う大変なプログラムですが、クラスの1/3~1/4程度が参加します。アトランタでのエモリーの企業の密接な関係と、生徒の熱心さを表していると思います。私は今回参加を表明する予定ですが、人気プロジェクトは抽選にもなるため、まだ分かりません。今後ご報告していきたいと思います。
��.集まる生徒たちの意識
結局のところ、この項目が大きいと思います。マーケティングに興味を持ち、勉強をしたい生徒が集まるから、議論をしても深みや幅が出るのだろうと。私自身は、概念的な議論になるとチームメイトに付いて行くことも難しく、なかなか貢献できていない実情なのですが、日本企業の例などを出しつつ議論に参加していこうと思っています。
具体的な授業や教授についてのコメントは、今後の実体験後に追加していきたいと思います。
Hiro