米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2007年11月21日水曜日

授業紹介~其の十



本日はLPO(Leading People and Organization)のテストがありました。
今期のfinal(期末テスト)であります。
LPOは学期の最後にプレゼンテーションがあるので、finalが少し早いのです。
試験内容ですが、選択式の問題が15問、既述式の問題が3問(出題された6問から3問を選択)という形式でした。
以前も紹介させていただきましたが、この科目はソフトスキルの授業なので、計算はまったくありません。
理解できているか、そしてそれを表現できるかが問われます。
つまり、留学生にとっては一番難しい試験であります。
制限時間は75分だったのですが、30分ほどの段階でアメリカ人が一人席を立ちました。
まあまあだぜ、って感じでした。
それから、ぞろぞろではないものの、結構みんな終わって行きます。
僕はまだ半分終わったかどうかで、制限時間内に終わるかどうか微妙な感じでした。
何とか制限時間内に終わり、提出して、ほっと一息という感じでした。

当校では試験前、試験中の悲壮感のようなものがほとんどないのですが、特にこの授業のテストではそれがありませんでした。
みんな余裕です。
アメリカ人にとっては、簡単なのかもしれませんね。
それが非常にうらやましいです。
僕なんかは必死に覚えて、何とかそれを吐き出して、という感じでした。
僕は結構楽しんでいるのですが、それでも難しい試験です。
留学生で、この授業を楽しんでいない人にとっては、非常につらい試験かもしれません。

他の学校はいざ知らず、当校にはHonor Codeというものがあります。
これは、倫理規定のようなものです。
簡単に言うと、カンニングしたり、他の人のレポート写しちゃいけませんよ、ということであります。
これについては、また後日紹介させていただきます。
Honor Codeがあるせいか、試験日程などはかなり柔軟です。
つまり、個人的な事情で試験当日学校にこれないときは、別日程で個人的に受けさせてくれたり、またオンラインで受けさせてくれたりすることもあります。
オンラインといっても、ファイルを送って、それに回答して送信するだけです。
ビジネススクールですから、家族持ちも多いわけです。
就職活動や家族の問題など、授業より大切なものが多いのは当たり前かもしれません。

最後に、先日のFootballの写真を掲載させていただきます。
写真をアップするのは初めてなのでちょっと緊張しています。
果たしてうまくいくのでしょうか。