米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2008年3月12日水曜日

アメリカ文化紹介~其の十九



上の写真は先日友人といったレストランです。

典型的なアメリカンバーベキューの店で、味付けは南部風だそうです。

南部風のほうが一般的に味が濃く、甘みがあると友人は言っていました。



経済状況が厳しいこともあり、僕はあまり外食はしません。

が、せっかく誘ってもらったし、時間があるときだったし、こういう機会でもないとアメリカ料理を食べることはないので、久しぶりに外食してみたわけです。

友人いわく「ここの料理はうまい」とのことでした。

確かに、決して食べられない味ではなく、それなりにおいしかったです。

アメリカ料理はたまに本当に味気がないものがあり、塩コショウすらしていないのではないかというものもあるのですが、今回はそういうことはありませんでした。

ちなみに、ケーキなどだととことん甘いだけで味に深みがまったくないものがあったりします。

それはさておき、今回の料理はAmerican Barbecueとのことでした。

内容は単純で、Barbecueの味付けをした肉が出てきます。

自分でBarbecueをするわけではありません。

Barbecueという味の定義が僕には良くわからないのですが、日本的に言うといわゆる「甘辛」の「甘」を強くした感じでしょうか。

照り焼きに味が近く、照り焼きがアメリカで人気があるのが分かる気がします。

肉も特に硬くなく、サイドディッシュとして頼んだ定番のフレンチフライ(日本で言うフライドポテト)もそれなりでした。

しかし毎日これを食べ続けられるアメリカ人はすごいよなあ、と思っていると、その友人自身が「毎日これを食べ続けるわけには行かない」と言っていました。

味の問題ではなく、太るからだそうです。

ではなぜ毎日食べ続けられる料理がアメリカ料理には存在しないのだろうと不思議に思ってしまいますが、彼らはシリアルやオートミール、クラッカー(別にチーズを乗せたりするわけではなく、単なる普通のクラッカーのみ)で食事を済ませることにより、バランスを保っているようです。

日本では考えられないことですが、一日三回食事のたびに、たとえ簡単なものであっても料理をすることはアメリカ人にとっては考えられないことなのでしょう。

というわけで、日本人でありお金もない僕は、これからも質素な自炊生活を続けたいと思います。