米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2008年3月29日土曜日
Goizuetaでの生活~其の四十九
お待たせしましたが、上の写真はやっとSkydiving(「Goizuetaでの生活~其の四十八」参照)の様子です。
しつこいようですが、いうなればSkydivingとは「ただ落ちているだけ」です。
当然怖いのですが、思ったほど怖くありませんでした。
怖がっても仕方がないと腹をくくっていたことと、怖がる暇もなかったことによると思います。
聞くところによると、高所恐怖症の人でもSkydivingは大丈夫という人もいるそうなので、高所恐怖症の方でもトライする価値はあると思います。
もう一ついえることは、飛行機から下を見てもよく見えないので、あまり現実感がないということがあります。
つまり、どれくらい高いか実感がわからず、すなわちどれくらい怖がっていいのかがわからないのです。
まず、Skydiving上から飛行機で飛び立ちます。
この飛行機というのがいかにも頼りなさそうなやつで、本当に不安になります。
しかしとりあえず飛び立ち、高度を上げていきます。
かなり不安な小型プロペラ機なのですが、何しろこっちにはパラシュートとインストラクターがついているので、爆発でもしない限り墜落しても大丈夫だという妙な安心感があります。
で、実際にSkydivingですが、とりあえず飛行機から落ちます。
後ろにはインストラクターがしっかりつながれています。
僕は何も考えずにとりあえず飛び降りたのですが、実際には怖がって飛び降りることが出来ない人もいるそうです。
しかし、問題ありません。
そのような人はインストラクターに突き落とされるそうです。
最初は上を向きます。
怖いというよりも、どうなっているのかわからないという感じで、インストラクターに強制的に姿勢を直されるのに従うのみです。
その後下向きになって、写真はそのときのものです。
この下向きになるのが結構つらいのですが、一番つらいのは口です。
かなり頑張らないと息が出来ず、息をしようと口をあけるとあっという間にのどが干上がります。
おかげで今もかなりのどが痛いです。
よく覚えていないのですが、落ちている時間は結構あり、普通にものを考えられそうな時間はあります。
飛行機から飛び降りざるを得なくなった(そんなことは普通はありえないのですが)ときでも、飛び降り自殺をするときでも、ある程度の高度があれば、意外に時間はあります。
ただ、呼吸の問題とゴーグルをしていなければ目もあけていられないという問題があります。
そして、それによる精神的不安の増長、あせり、という悪循環が予想されます。
そこでパニック状態に陥ると、人間かなり苦しいのかもしれません。
例によって長くなりましてので、明日以降続けさせていただきます。